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2006年5月13日 (土)

LOVE!!★UNDER WORLD

「アンダーワールド・エヴォリューション」観てまいりました。

 吸血鬼と狼男が大戦争!というから、ギャグかと思ったら、いたって大マジメだった前作「アンダーワールド」。今回も、ファンタスティックなコウモリおじさんが、不思議とシリアスな強敵ぶりを発揮してくれます(でも昼間、洞窟で逆さまになって翼にくるまって休憩していた。これはいくらなんでも笑うだろう)。

映像のダークな美しさはあいかわらず。そして主役のセリーナが非の打ち所なく美しい。普段の目は濃い栗色だが、淡ブルーのヴァンパイア・アイに変わると、それが黒髪と白い肌にマッチしてよりいっそう美しい。笑顔のシーンというのがなくて、たいがい眉間にシワ寄せてばかりいるが、それがまた美しい。口を血まみれにした顔が美しい。というわけで、もう美しいとしか言いようがない(ファッションも洒落てて、今回よく見たら防弾チョッキがコルセット風になっていた)。

 残念ながら男優陣はちょっと見劣りする。彼氏のマイケルも、頑丈そうなのはいいが、顔は平凡レベルな感じ。私は、彼が混血種になったことは憶えているが、セリーナとカップルになった経緯はすっかり忘れてしまったので「なんか、のっけからイモ男がくっついてる」としか見えなかった。(私が思うに、セリーナと釣り合う男といったらブレイドくらいのもんだろう。でも「ブレイド」も3作目に突入したらちょっと退屈になってしまった)。

それでも二人がコンテナの中で寝るシーンは綺麗だ。私のナンバー1は「ターミネーター」のベッドシーンだから、これは2番目にしてあげてもいいくらいだった。

でも、激しい戦闘がキスで締めくくられるラストシーンは嫌いだ。たとえ相棒=恋人だったとしても、関係者が皆殺しになってるのに、チューでもないだろう。長老もみんな死んだのに。私は欧米映画の、世代交代がスムーズなところが非常に好きだ。古だぬきは潔くバッサリ切り捨て、その死体を乗り越えて再出発する。ビクターの頭を真っ二つにするセリーナが好きだ。ブレイドがヴァンパイアになった母をあっさり殺すところも好きだ。ただこのラストは、こんなに甘くしないでもうちょっと痛みというか、厳粛さが欲しかった。

とはいえ「日暮れに始まって明け方に終わる」というヴァンパイア映画の伝統がちゃんと踏襲されているわけで、そこは嬉しい。がんばれ、「アンダーワールド」。

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