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2006年7月 3日 (月)

チューブトップを穿いてカルティエ現代アートを観る

489692215801_ou09_pe0_scmzzzzzzz_1「お金をかけずに美しくなる秘訣(ダイアン・アイアンズ著)」という本を持っている。その中の「低予算でセクシーな装いに」という項目に、便利なアイテムとしてチューブトップが挙げられていた。なんでも、チューブトップはスカートとして使うこともできるから、一石二鳥でお買い得なのだという。

 というわけで、昔買った黒い編み上げつきのチューブトップを取り出して、はいてみた。おお、はける。マイクロミニスカートだ! 外は曇り空だけど、これで気分は陽気なイタリア人!(聞いた話によると、イタリア女性は年齢や職業や体型に関係なく、みんな堂々と超ミニをはくという)。

ただしこれで外に出ると、紳士方が、老いも若きもサッと目をそらす。怖がらないでください。ただのセニョリータです。

(話はそれるが、ブログによくH系サイトのトラックバックがついてくる。そいうものを作ってる人も、実は街で会ったらコソッと目をそらすのではないか。いっそイタリア人みたいに、ミニスカートの人の後ろから口笛でも吹いたらどうだろう。「よう、ネエちゃん」とでも叫んだらどうだろう。そんな度胸もないくせに、嘘八百を並べたHサイトなんかを作って宣伝してる人は陰湿だ。軽蔑する)。

 さて、イタリア人気分で出かけたのは、東京都現代美術館。今日が最終日の「カルティエ現代美術財団コレクション展」を観に。(そういえば最近、いつも展示期間の終了間近に滑り込んでいる)。

 思わず笑ってしまうような不思議で楽しい現代アートの数々。やっぱり遊び心って、イイなあ。

私の一番のお気に入りは、「赤剥けの壁」(アドリアナ・ヴァレジョン作)。清潔なタイルの壁の中に、真っ赤な内臓が詰まっている。なんとなく、ポーの「黒猫」のラストシーンを思い出す。

今回の展覧会で印象的だったのは、客層が若かったこと。それも美術学生風の、個性的なファッションの人が多かった。

行列しなければならない場面が多かったが、行き交う人の、高価ではないが工夫を凝らした多国籍な感じのお洋服を眺めて暇をつぶせる。

単独の男女も多い。知ったかぶりの注釈を述べるオッサンがいない。周囲から漏れ聞こえる感想は、なぜか、どれも素直で好奇心いっぱいの感嘆の声ばかり。

ああ、ここはどこ? まるで、どこかのゴキゲンな常夏の島にでも迷い込んだかのよう。

だから、混んではいても、「お仲間がいっぱい」という感じで落ち着ける。

ということは逆に、「混んでて疲れる」時というのは、人数云々というより「あまりに異質な他人の群れに囲まれている時」なのだろうか? もしくは「ヤな感じの群集に囲まれている時」かもしれない。

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