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2008年1月14日 (月)

ALI PROJECT を聴いた

 最近TUTAYAのお正月割引券を使って、ALI PROJECT(作詞&ヴォーカル担当の女性と作曲家のコンビ)のCDを何枚か聴いた。

 スローな明るい曲ばかりでぜんぜん好みじゃないアルバムもあったが、とにかくどれも歌詞がおもしろい。よくよく読むとオチもないし意味もよくわからないのだが、最初の一言が流れた瞬間「え!?」と耳を引きつける手法はさすが。

 一番おもしろかったのが「ダリの宝石箱」の出だし。言葉は毒々しいのにワルツみたいな曲で、しょっぱなから「騙しちゃうよん」とぺろりと手の内を見せる感じが、いっそすがすがしい。(私は浜崎あゆみの歌詞なんかは、くそ真面目で意外性がない分、逆に本当に騙されるんじゃないかという気がしてくる)。個人的には「君がため惜しからざりし命さへ」の、いきなり死神がどうとか言い出す歌い出しも好きだった。

 このヴォーカルはすごい高音を苦もなくきれいに発する。CDと一緒に歌おうと思ってもなかなか真似できない(しかも近所迷惑な気もする)。私は歌は下手だが、高音がどこまで出せるかという点には自信があるので、容易に真似できないと尊敬してしまう。

 もうひとつめずらしいと思ったのは、曲になんとなくアクというのか、こってりしたものがあること。気持ちのいい曲は、一回聴き終わってもすぐにまた聴きたくなる。私はいったん好きになると中毒のようになって、何時間も同じ曲を再生し続けることがある。レモンソーダをがぶ飲みするようなもので、しまいにはその歌が自分の細胞の一部になってしまうような気がしてくるまで聴く。ところがこれは「へえ、おもしろいね」と思わせつつも、一枚聞き終わると「もう結構、おなかいっぱい」という気分になって、あまり繰り返して聴きたくない。いくら好きになっても自分の一部にはできない。あくまでも距離感がある。これを独特というんだろうか。

 というわけで、このアーティストから学んだこと

 1、最初の一言が肝心

 2、愛されるな。胃にもたれるくらいの存在になれ!

 ちなみに何枚か借りた中で私が一番いいと思ったのは、「薔薇架刑」というアルバムでしたImgp2849_2

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