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2008年2月

2008年2月28日 (木)

* 追加 *

Imgp3346 * キウイは今日もテーブルめざして行進中です

即売会についての追加……

2008年5月11日 東京 文学フリマ

ブースがとれたようなので出店します。

4月になったらまた詳細・近況など報告したいと思います。

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2008年2月25日 (月)

'08イベント参加予定

2008年4月6日 神戸 そうさく畑

東京文学フリマは抽選なので出られるかわかりません

個人誌ただいま印刷待ちです

003

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今年の抱負:

*下書きは紙に書く(パソコンで書くよりも脳が活性化されるらしい。何人もの脳みそ研究者がそう言っている)。

*50~100枚くらいの小作品をフランス書院に持ち込みしたい・・・

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2008年2月18日 (月)

林檎の煮物

Imgp3080 今の時期の安いリンゴはまずい。

煮てデザートに!

これは小さめのリンゴ3コ分

○リンゴが浸るくらいの水

○赤ワイン適量

○ハチミツ大さじ2杯

○レモンの輪切り

を入れて煮る

アクはなるべく取り除く

汁が少なくなってきたら火を止めて出来上がり

Imgp3082_8

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2008年2月11日 (月)

プロレタリア風セクシーポエム

Imgp3209_2 ←雪うさぎ

 大昔に書いた、こんな恋文が出てきました。

 

 

*

*

銀色の スチールタワシを掴む

水仕事に荒れた 指先さえも綺麗なあなた

しなやかにのびる 浅黒い腕は

薄汚れた白衣の 巻き上げた袖の中でさえ気高く

中華なべを洗う

擦る

擦る

水を流す

黒い柄を 一心に握り締めて

許されない問いが浮かぶ

もしやその清廉な指先でさえ

夜の慰みを知っているのかと

あなたの両手に刻まれた

たくさんの火傷や切り傷の

痕のひとつひとつに口づけて

分けてほしい あなたの痛みを

店長 店長 店長

バイトじゃなく鍋になりたい

恋人じゃなく鍋になりたい

焼かれ灼かれて あなたの右腕

あぁ 鍋になりたい

 

 実は、ここに登場する「店長」に、私は実際会ったことがない。片想い中の友達から毎日のように話を聞かされ、「どうやって告白しようか」と相談された。そこでシラノ・ド・ベルジュラックではないが、文章の下手な友達に代わって「私がラブレターを書いてあげよう」ということになり、最初は友達も「それは心強い」と喜んでくれた。

 そして完成したのがこれ。 私としては相当の自信作で、「これを便箋に書き写して店長に渡してごらん、喜んでくれること間違いなしだよ」とすすめた。しかし「こんな恥ずかしいものが渡せるか!!」と怒られ、けっきょくそのままお蔵入りになってしまった。

 今読んでもちょっとおもしろいのに。(たしかに、第三者だからこそここまで書けたような気もするが)

 

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2008年2月 4日 (月)

無邪気になりきれない男

Kc330031  貧しい若妻が自分の長髪を切ってかつら屋さんに売り、その金で夫へのクリスマスプレゼントとして懐中時計のチェーンを買った。一方、夫は懐中時計を売って、その金で妻に髪飾りを買っていた。二人のプレゼントはどちらも無駄になってしまったが、愛を確かめ合ってとっても幸せ……

という、たいへん有名な物語の作者がこのO・ヘンリ。

わたしも作家名は知らないが、この話のあらすじだけは知っていた。ちなみに、なんとなく実話(新聞のコラムか何か)だと思っていたら、創作だったらしい。題名は「賢者の贈り物」1906年作。(↑O・ヘンリ短編集(二)大久保康雄訳 新潮文庫 より)

この話だけを読むといかにもほのぼの作家みたいだが、他の短編の中にはシニカルで底意地の悪い雰囲気を漂わせるものも多い。

今シニカルと言ったが、「背徳的なことを企んだ者が思わぬ形でしっぺ返しをくう話」ともとれる。つまりピューリタニズムなのか?

とにかく、「賢者の贈り物」に現れるような、真実の愛とか善良さとかを切に求めながらも、同時に他人を盲信するほど無邪気にもなれず、とことん疑ってしまう男――それがO・ヘンリだという感じがする。

唯一、腑に落ちない(ゆえに心に残る)のは、「運命の道」という物語。

 恋人と喧嘩して村を飛び出した羊飼いの青年。

歩くうちに岐路にさしかかり、3つの選択肢を与えられる。それぞれの道を選んだ場合どうなるかという、3通りの結末が3つの物語として描かれる。

しかし、彼の道はどこを選ぼうとも、無名の詩人としての人生と、早すぎる死に繋がっている。

この物語をどう解釈したらいいのだろう?

最初の2つの未来の中では、彼は故郷の村と恋人を捨てて放浪の旅に出るが、謎めいた美貌の貴婦人に恋して身を滅ぼす。

3つ目の未来の中では、彼は考え直して平凡な恋人と結婚し、家業を継ぎ、堅実な人生を選ぶ。ところがどうしても詩作への衝動を止めることができず、詩ばかり書いているので家計は傾き、妻は不幸になり、しまいに自分に才能がないことを思い知って自殺する。

どの未来を選ぼうとも彼は本質的に詩人であり、どうやっても詩人以外のものにはなれないように見える。

それならばいっそ旅に出て謎の美女のために死んだほうがまだ詩人らしくていいのではないか、と思えてくる。

 詩の才能があることと、「存在自体が詩人に生まれついている」ことは別だと言いたいのだろうか?

 こんな不器用なやついないよ、と思いつつ他人事とも思えない悲しいお話。

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