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2008年4月13日 (日)

暁斎展を観た

Imgp4151 暁斎漫画展~明治日本のギャグマスター~を観た。
 アートとして鑑賞しても見ごたえ充分な暁斎の絵。残念ながら時間がさしせまっていたので、ゆっくりできず、説明パネルもあんまり読めなかった。ざっと見た年表によると、5歳のとき(9歳だったかもしれない。不確かで失礼)近所の川に流れ着いた生首を拾ってきて写生していたという、パンクホラー精神のかがみのような偉大な人。

 細やかに描かれた妖怪たちの絵は、愛嬌はあるものの、きちんと醜い。そして堂々と生きている(妖怪が「生きている」というのかどうかわからないが、とにかく妖怪の呼吸音がきこえてきそうな、生臭い匂いでもしてきそうな絵)。
 動物キャラクターを描いたものも素敵。動作はコミカルで表情豊かだが、形は写実的な大人のセンス。たぶんビアトリクス・ポターに匹敵する天才だ。
 そして「カエルの蛇退治」「ネズミの猫退治」など、革命(下克上)テーマは、動物で描かれてもやっぱりロマンだ!

 展示場に入ってすぐに、「開化放屁合戦絵巻」という、ふんどしのオッサンたちがオナラしているものすごく長い絵巻物があった。
 私が最も好きなのはブラックジョークとオカルトネタで、Hなギャグもそこそこわかる。ただ排泄ネタだけは理解できない。なにもけしからんとか、気取っているわけではなく、単にツボに入らないのだ。
 もちろん「開化放屁合戦」というからにはただのオッサンではなく、当時の有名人や政治家の顔で描いてあるのかもしれないが、今ごろ見せられてもわからない。現代人としては「福田や小沢がふんどし姿でオナラをかけ合っている図」とでも考えたらいいのだろうか。(そうだとしてもとくに笑えない。「福田と小沢が妖怪に飲み込まれそうになりながら互いに式神をとばしている図」といったら私でもわかるのだが)。

ポストカードを買おうとしたら種類があまりなかった。でも兎はよかった↓

Imgp4149

 そういえば、強いライトを当てると絵が傷むからなのか、会場がなんとなく薄暗く、疲れた目には厳しかった……。

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