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2009年1月

2009年1月18日 (日)

「サーカス」

004  もともと「ファンタジー」という香りの大ファンなので、私にとってブリトニー・スピアーズといえば香水ブランドの名前だった。このスピなんとかいう人の本業は歌手で、名前を貸しただけで香水開発にはあまり関わっていないらしい、とは知っていたのだが(とりあえず調香はプロにおまかせのはず。ボトルデザインくらいはやったのだろうか。よくわからない)。

彼女の顔を最近、CD屋に山のように積まれている「サーカス」のジャケット写真で初めてまともに見た。副業の香水は好きなのに肝心の歌が好みじゃなかったら笑えるな、と思いつつ視聴したら、けっこうイケてた。「WOMANAIZER」や「IF U SEEK AMY」には惚れた。ただ安い輸入版を買ったので歌詞がわからず、例によって妄想の世界。シャンソン風の最後の曲は「アンブレラ、アンブレラ、傘かしてあげよっか~♪」と歌ってるように聞こえたので雨のパリを想像していたが、しばらくして「わたしはレーダーです」だとわかった(そうとわかったら今度は、雨の未来都市をカサさしたインベーダーが偵察している図が頭に浮かぶ)。

そしてジャケット裏やカードの衣装がまたステキなんです。銀のコルセット+ミニスカートとか。

ところでこの間、カードを見ていてとんでもない事に気付いてしまった。個人的に「この歌ヤダ。いらない」と思った曲はことごとく、製作の筆頭にスピアーズ本人の名が載っている……!

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2009年1月16日 (金)

庭を出ためんどり

「庭を出ためんどり」 ファン・ソンミ文 キム・ファンヨン絵 ピョン・キジャ訳 平凡社

Photo うちの故インコと違って、イプサクの人生は卵を産めなくなってから始まる。

主人公のめんどりイプサクが養鶏場から脱出し、さらに農場からも出て、独自の人生をまっとうするまでの物語。永遠の宿敵「狩人」と呼ばれるイタチとの対決、マガモとの種族を超えた友情、放置された謎の卵を養子に……などなど、最初から最後までけっこう波乱万丈でハイテンション。

これは児童書でもあるためか、自分の卵を抱いて孵したい、というきわめて女らしい望みを持つイプサクに対し、おんどりが妙に無関心だったり、養子の存在が用意されていたりと、性の部分はスッパリ省いて母性愛だけを強調した形になっている。ただ、私は養子も同性愛もひっくるめて、血の存続から離れたところにある愛、みたいなのが好きなので、これはこれで許せる。

昔「チキン・ラン」というクレイアニメの映画があって、それも養鶏場のめんどりが脱走をはかる話だった。めんどりばかりの宿舎に、流れ者の、ちょっと詐欺師のような、プレイボーイ風のおんどりが迷い込んでくる。最後には飛行機で脱出に成功し、楽園のような無人島のようなところに漂着してみんな仲良く暮らしている。一応主人公は脱走の首謀者となるめんどりなのだが、しかしどう考えても、一番得したのは晴れてハーレムの主となった流れ者のおんどり(ラストでぴよぴよ歩いているヒヨコはおそらくすべてヤツの子である)という、ちょっと屈折したような奇怪なストーリーなのだ。もしこの状況を人間の俳優で再現したらどれだけ破廉恥か、ちょっと考えればわかるはずなのに、子供向けのアニメでよくこんな脚本が書けたかと思うとあっぱれだ。

 この小説はそれにくらべるとずっと上品なのだが、イタチも含めて「誰も得してない」という、この不思議なまでの公平さは何だろう。シンデレラみたいに「みんなよりちょっと(もしくはかなり)得して終わる」というのがおとぎ話なら、これは敵も味方もめぐりめぐって自然の循環の一部、みたいになっている。ちなみにイタチもメスで、なかなかヒネた魅力のある敵キャラに仕上がっている。訳もよかった。

 イラストは、これはこれで味があるんだろうけど、一冊の中で好きなカットと嫌いなカットがあった。小説も泥臭くて、粋も風流もユーモアも何もない話なのだが、物語の原点を見たような感じもする。そういえば著者と画家は韓国人らしい。韓国人は原点に立ち返ったようなものを創るのが巧みなんだろうか。ちなみに私は韓国人名にうといので、著者もイラストレーターも性別がわからない。

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2009年1月 6日 (火)

たまたま「ゴシカ」

31s0q30x1hl_sl500_aa192_1  なんとなくTVをつけたら、偶然にも深夜放送の「ゴシカ」が始まるところだった。まだ観ていなかったからDVDを借りる手間が省けた。新年早々ラッキー。

これぞ深夜放送にふさわしい、ひさしぶりに「うわー、幽霊だ」という映画だった(謎解きや現実の犯罪もからんでいてサスペンス風でもあるが、幽霊が本物だという話になってくると、やはりオカルトの世界である)。

この10代のブロンド娘の怨霊が、なかなか凄みがあって魅力的だった。激しい怒りの表情を持ち、湿った髪や傷だらけの肌の質感は生身に近くて、訴えるというよりは体当たりでぶつかってくるような、あの世とこの世のスレスレの距離感。幽霊は死者としての「静」の部分と、能動的で攻撃的な「動」の部分をあわせもつことになるのだが、彼女は「動」の要素の強い、わりと機動力のあるタイプなので、最初のうちは幽霊というより悪魔か魔物だと思っていた。手から炎は出すし、カマイタチだし、ワケがあるとはいえ主人公の旦那を切り刻むという残虐ぶりもけっこう悪魔的である。そして、敵なのか味方なのかよくわからない。けっきょく正でも邪でもなく、彼女自身の都合で動いている。コワさやワルさなど魔の部分もありつつ、クライマックスでは敵が一致するのでちょっと助けてくれたりする。主人公も知的でタフなデキる女なので、この主人公にしてこの幽霊か……という、なんだかバランスのとれたいいコンビネーションだった。人間が強すぎると霊が物体と化してしまい、霊の方が強すぎるとたぶん「エクソシスト」みたいになってしまう。これの場合は憑依する側とされる側の個性や能力がちょうどよく拮抗して、それぞれが活躍&暗躍している感じ。

途中、旦那の秘密が古典的すぎてがっくりしそうになったが、それでもうまくテンションを保って違和感なくクライマックスにもっていった。さすが。主人公の精神科医役のハル・ベリーは私にとってはキャット・ウーマンやストームなので、また違った演技が見られてハッピー。悲鳴に絶叫、恐怖の演出もお上手。それでいて決してカッコ悪くはない役どころなので幻滅しなくてすんだ。

 そしてラストシーンがカッコよかった。私の予想では、もう一回グロテスクな霊の顔がバーンと出て終わるのかな……と思ったら急に哀愁漂う歌が流れ出して、ハル・ベリーの後ろ姿でサラッと終わった。お洒落。

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2009年1月 3日 (土)

お正月にグラマーになるには

0422 小宮が考えた体重増量法

○好ましくないこと

*ヒマだからといって一日中部屋でゴロゴロする・・・動かない→腹が減らない→食べない→胃が縮んで小食になる

*夜遅く食べる・・・翌朝空腹を感じないので、ついつい朝食抜きで出かける

*菓子をよく食べる・・・お菓子やスナックは栄養がないのに、なんとなく満腹したような錯覚を起こし、本来すべき料理やメインの食事がおろそかになる。どうしても甘いものが欲しいときは、スナックや冷菓よりも、菓子パンやホットケーキ、クレープ、ぜんざいなど

*食事に時間をかける・・・ノロノロ食べていたら、ぜんぶ平らげる前に満腹になってしまう。食べ始めてから20分くらいの間が勝負。もし同席者が会話したがっている場合は「自分としては食べ終わってからゆっくりお話したい」と伝え、とにかくどんどん口に入れる。懐石料理やコース料理は増量には不向き。

間食する・・・なるべく食事と食事の間は何も食べず、ぎりぎりまで空腹感を高めてから一気に詰め込む。食事の直前に「ちょっとだけ」と思って甘い菓子に手を出す、もしくはジュースを飲むのはNG。塩辛いスナックを少量だけ食べるなら、本来の食事に影響しない

*食べ過ぎる・・・胃腸をこわす→体重が減る

*不規則な生活・・・食事を抜く、もしくは簡単なもので済ませることになる

*食費を削ってでも他の何かが欲しい・・・しかし、食費だけはむやみに削減するものではない。

*食事中に論争を始めるパートナー・・・できれば別々に食事する

*TV番組・・・食事中にニュースを観ない。環境汚染・貧困・飢饉・政治経済に関するドキュメンタリー番組を観ない。ただし食事前に好みのアクション映画(人によってはスポーツ中継)を観ると、あたかも俳優(選手)と一緒に動き回ったかのような気分になり、空腹感と食欲を増進させてくれることもある

*新しい人とデートする・・・ハイテンションでゴキゲンな気分から普段以上に食べられることもあるが、結果的には食べた以上のエネルギーを消費している。逆にマンネリの関係は体重を増加させるチャンス

*頭を使う・・・理由はわからないが、頭脳を酷使すると肉体が痩せる

*恨みを根に持つ・・・呪いの儀式のために絶食したり、一晩中目を覚まして藁人形を作ったりしないこと。

*バイオリズム・・・女性の場合、食欲が月経周期と関係する。食欲が増す時期が来たらここぞとばかりにおやつ・メインの食事・デザートを楽しむ。逆に食欲不振の時は、とにかくメインの食事だけはしっかりとれるように摂生する

*減量したい人は、逆にこの「やってはいけないこと」を実行すればいいのだろうか?・・・いや、そういう単純な問題でもない気がする。

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