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2009年12月 7日 (月)

ヨコシマ目線 T4

51uddv3vbl_aa240_1  レンタルカードの更新期限がせまっていたので、いそいで出かけて行って、まだ観てなかった「ターミネーター4」のDVDを借りた。パート3で「もう飽きた~」と思ったはずなのに。

ターミネーターは私の人生とともに続いてきたといっても過言ではなくて、なんだかこのままずるずると、生涯を通じて観ることになるのだろうか。

 パート1は本当に好きで、アクションも素敵だが、サラとカイルのベッドシーンも好きだった。スリリングで、カッコよくて、なによりサラがちゃんと生命をもってあの場面を生きていた。ヒロインが完璧なヘアスタイルと厚化粧でピンヒールをはいて、マネキン人形みたいな身体を見せてるだけの、他のつまらないベッドシーンとは違っていた。あれほどイカすベッドシーンは他のどんな映画にもない、と思っていたし、友達にもそう言っていた。

ところがこの「ターミネーター1」、近年になって改めて観たら、大変なことに気付いてしまった。なんとカイルが「自分は童貞だ」と告白しているではないか。それも遠まわしでもなんでもなく、かなりはっきり言っている。

レスタト不能説(ヴァンパイアになった時点で通常の生殖能力を失うという設定による)と同じくらいブッ飛んだ。

いったいどうして、最初に観たとき気付かなかったのだろう。子供の頃のことだから、わけもわからずポカンと、映像だけ見てカッコイイと思っていたのだろうか。それとも吹き替え作者が変わって、セリフが昔と多少違ったのだろうか。

 私は「処女がいい」なんていう男は、嫉妬深くて支配欲が強そうで大嫌いである。だったら「童貞が好き」という女も同じくらいイヤラシイのではないか。これは大変だ。二度と人前で「ターミネーター1のベッドシーンが好き」なんて言えない。私はあのシーンのサラが輝いていたから好きなだけで、べつに童貞が好きなわけでもなんでもない。

 だいたい、いい年した童貞なんていう現実にいそうな生々しいもん、銀幕の中にまで出してくれなくていいのに。

とはいえ、パート1が作られた80年代当時のアメリカではあれが新鮮だったのかもしれない。それに、あの場面のカイルの一連のセリフが、ある種の女性の自尊心をくすぐるかもしれないというのも、わからないでもないのだが。

 とにかくこのカイル・リース、最初で最後の情事に一発命中で子供を残していったという、すさまじい生命力の男である。そして「T4」に出てくるのは、未来世界で生活している10代のカイル。かわいくて薄汚れてて、声がとっても素敵。この頃からすでにタフガイ。当然童貞なんだろうけど、この顔だとまだ違和感ない。で、あの年下の女友達ともなぜか結ばれることなく、サラのもとにたどりつくまでに長い道程が待っているわけね……。

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