音楽

2009年1月18日 (日)

「サーカス」

004  もともと「ファンタジー」という香りの大ファンなので、私にとってブリトニー・スピアーズといえば香水ブランドの名前だった。このスピなんとかいう人の本業は歌手で、名前を貸しただけで香水開発にはあまり関わっていないらしい、とは知っていたのだが(とりあえず調香はプロにおまかせのはず。ボトルデザインくらいはやったのだろうか。よくわからない)。

彼女の顔を最近、CD屋に山のように積まれている「サーカス」のジャケット写真で初めてまともに見た。副業の香水は好きなのに肝心の歌が好みじゃなかったら笑えるな、と思いつつ視聴したら、けっこうイケてた。「WOMANAIZER」や「IF U SEEK AMY」には惚れた。ただ安い輸入版を買ったので歌詞がわからず、例によって妄想の世界。シャンソン風の最後の曲は「アンブレラ、アンブレラ、傘かしてあげよっか~♪」と歌ってるように聞こえたので雨のパリを想像していたが、しばらくして「わたしはレーダーです」だとわかった(そうとわかったら今度は、雨の未来都市をカサさしたインベーダーが偵察している図が頭に浮かぶ)。

そしてジャケット裏やカードの衣装がまたステキなんです。銀のコルセット+ミニスカートとか。

ところでこの間、カードを見ていてとんでもない事に気付いてしまった。個人的に「この歌ヤダ。いらない」と思った曲はことごとく、製作の筆頭にスピアーズ本人の名が載っている……!

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2008年1月14日 (月)

ALI PROJECT を聴いた

 最近TUTAYAのお正月割引券を使って、ALI PROJECT(作詞&ヴォーカル担当の女性と作曲家のコンビ)のCDを何枚か聴いた。

 スローな明るい曲ばかりでぜんぜん好みじゃないアルバムもあったが、とにかくどれも歌詞がおもしろい。よくよく読むとオチもないし意味もよくわからないのだが、最初の一言が流れた瞬間「え!?」と耳を引きつける手法はさすが。

 一番おもしろかったのが「ダリの宝石箱」の出だし。言葉は毒々しいのにワルツみたいな曲で、しょっぱなから「騙しちゃうよん」とぺろりと手の内を見せる感じが、いっそすがすがしい。(私は浜崎あゆみの歌詞なんかは、くそ真面目で意外性がない分、逆に本当に騙されるんじゃないかという気がしてくる)。個人的には「君がため惜しからざりし命さへ」の、いきなり死神がどうとか言い出す歌い出しも好きだった。

 このヴォーカルはすごい高音を苦もなくきれいに発する。CDと一緒に歌おうと思ってもなかなか真似できない(しかも近所迷惑な気もする)。私は歌は下手だが、高音がどこまで出せるかという点には自信があるので、容易に真似できないと尊敬してしまう。

 もうひとつめずらしいと思ったのは、曲になんとなくアクというのか、こってりしたものがあること。気持ちのいい曲は、一回聴き終わってもすぐにまた聴きたくなる。私はいったん好きになると中毒のようになって、何時間も同じ曲を再生し続けることがある。レモンソーダをがぶ飲みするようなもので、しまいにはその歌が自分の細胞の一部になってしまうような気がしてくるまで聴く。ところがこれは「へえ、おもしろいね」と思わせつつも、一枚聞き終わると「もう結構、おなかいっぱい」という気分になって、あまり繰り返して聴きたくない。いくら好きになっても自分の一部にはできない。あくまでも距離感がある。これを独特というんだろうか。

 というわけで、このアーティストから学んだこと

 1、最初の一言が肝心

 2、愛されるな。胃にもたれるくらいの存在になれ!

 ちなみに何枚か借りた中で私が一番いいと思ったのは、「薔薇架刑」というアルバムでしたImgp2849_2

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2007年12月30日 (日)

電気屋はなぜONKYOをすすめる?

 今年の夏頃のこと……

貯金をバッグにしのばせ、「3万円台の白系の可愛いコンポを買う」という、かなり具体的な目的を持って「 Ks 電気」の売り場を訪れた。そこへ現れたのは色白の陶器のような肌をした接客係の美青年……

「かわいいコンポはデザインに金がかかっている分、音が良くない。同じ値段ならばこっちの方が絶対に良い」

 と、しきりにONKYOの地味なコンポをすすめてくる。店に入る前には希望はハッキリしていたはずなのに、美青年に妨害されて進むべき道がわからなくなった。けっきょく何も買わずに店を出た。

 数週間後。

あの貯金を再びバッグに入れ、今度こそ白いコンポを買うつもりで「 Ks 電気」にやってきた。すると今度は、小柄で太った、アバタだらけの、髪も眉毛も薄いおっちゃんが近寄ってきた!

「かわいいコンポはデザインに金がかかっている分、音が良くない。同じ値段ならばこっちの方が絶対に良い」

 言っていることはまったく同じなのに、美青年とは比べ物にならないほど気合の入ったセールストーク! 生き生きと輝く瞳。全身からオーラのようにあふれるベテラン販売員の自信。「ルックスじゃなく、質を見てくれ」という、あたかも彼自身がコンポと一体化したかのような魂の叫び! ダメだ、この人には逆らえない……嗚呼、引きずり込まれる……降参!

と、口車に乗せられて買ってしまった「ONKYO」のかわいくないコンポ。

003しかし家に帰ってじっくり聴いてみても、本当にかわいいコンポよりも音がいいのかどうか、まったくわからない。(たとえ私の耳が鈍いのだとしても、所有者の私が音の良さをわからないなら、そんな良さは存在しないのと同じことだ)。

疑念と怒りと後悔。

私の部屋も、私の生き様も、何ひとつ知らないあの男……

私を歩く財布としか思っていなかっただろうあの男の、もっともらしい言葉に耳を貸すという過失。

お嬢様方。見た目で選んでいいんですよ。そうしたからといって、何を恥じることがありましょうか? 美だけが、確実に目に見える事実なのだから。 

中身で判断すること=目に見えないものをとらえること。それは経験を重ねた本物の達人にしかできない芸当。うら若いうちからそんなことができると思っている者こそ、その大胆不敵な自惚れを恥じるがいい。

「おまえは気付いていないようだが、この物にはこんな良さがあるのだよ」と人は言う。しかし自分がその良さを感じ取れず、気付きもしなかったのなら、そんな長所は無意味だ。ゼロだ。捨ててしまえ。

それがムリならリフォームだ。

ペンキで塗装した↓

埃除けカバーはいったん外して、フェイクファーを手芸ボンドで接着(両面テープでもOK)。

冬になると欲しくなるフワフワ素材。あえて真夏に布屋(ユザワヤ等のワゴンセール)を漁るとお買い得です。

004

Imgp2808_2 

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2007年8月20日 (月)

最近のお気に入り

Imgp2028 MYスペシャルヒット!! どの曲も好み。WAVORLYの「CONQUERING THE FEAR OF FLIGHT」

クラシックなイントロが美しい。そこからハードロックに移行する時の妖しい音がたまらん。ジャケットが鳥の巣写真でかわいい。。

男5人のバンド(裏側にメンバーが飛行場に並んでいる写真があるが、せっかく中央に配置された一番美形そうな人の顔が逆光だ……)。解説がついていないのでどこの誰だかよくわからないまま聴いている。飛行場はたぶんアルバム名の「フライトの恐怖を克服する」と関係あって、もしかして空っぽの鳥の巣写真とも関係ある。テーマは「巣立ち」なのかと思うと、そうだとしたらもう「青さ」というより「白さ」の表現になってくるので、なにかクラクラしてきてしまう。「黒さ」ならわかるんだけどな……。

Imgp2031 これも大好き。ENTER SHIKARI 「Take The Skies」

パワフルで騒々しくてステキ。歌詞カードのイラストが独特! 歌詞もおもしろいです。

買ってだいぶ経つのに、まだ付録のDVDを観てない(そういえばシールもついてたけどあまり欲しくなかった)。

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2007年1月 7日 (日)

「The Open Door」買いました

Eva 大好きなEVANESCENCE。久々にCD屋をのぞいたらいつのまにかニューアルバムが出てたので即購入。嬉しい!

音楽も歌声もすべてが好み。ヴォーカルは綺麗で切ないだけじゃ物足りないから、エイミーの力強くて多少攻撃的な声がたまらないし、音楽も断然ドラマチックで派手なのが良い! そんな「好きの条件」をほとんど全部満たしてくれたのが前のアルバムだったので、

 「前作では死をテーマにしたが、今回は生をテーマに……」と書いてあるので震え上がってしまったが、それほど変わってなくて一安心。ただ歌詞に漂っていたマゾヒズム性が消えただけで、私がこよなく愛したダークなメロディは健在でした。

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2006年8月27日 (日)

アザム・アリ

最近、ぜんぜんCDレンタルしてない。コンポのCDプレイヤーが故障中なので、借りたところでダビングできない(しかしCDウォークマンも持ってるので、聴くことはできる)。え~い久々にCD買っちゃえ~とお店へ行ったら、

Photo_14アザム・アリの「イリジアム・フォー・ザ・ブレイヴ」購入。

説明に「イラン伝統音楽とエレクトリック・サウンドの融合」とあったので試聴してみたら、やはり好みだった(それに、ジャケット写真のアザムが、真っ赤な口紅の似合う好みのタイプだった)。

個人的には、もうちょっとハイスピードでビートがきいてれば最高なんだけど、おやすみ前にベッドで聴くのによいかも。

それにしても、英語で歌ってるのに意味がわからない。歌詞カードを見ながら聴いても、やっぱりわからない(日本語訳はついていない)。あまり色っぽい歌詞じゃないことだけは確かだ……。

Photo_15 こちらはヴァニラ・ニンジャの「LOVE IS WAR」赤いお花もようのCDがキュート。

私は、何をどうして勘違いしたのか、「エストニア」といったら歴史ファンタジーの世界にしか存在しない幻の国だと思っていた。感覚としては、ムー大陸やラピュタやナルニア王国みたいな感じだ。

ところが、何気なく手に取ったジャケットの、グループ紹介に「エストニア出身」と書いてあるのを見てビックリ。

実在するのか、エストニア……!

しかも、一曲目が「キングダム・バーニング・ダウン」という。そのあとにも「デンジャーゾーン」「バトルフィールド」などのタイトルが。どうしちゃったんだ、エストニア。いったい何が起きてるんだ、エストニア。

ところが、いざウチに帰って聴いてみたら、かなり普通だった(「キングダム・バーニング・ダウン」も、べつにエストニアの国情について言っているわけではない。ロック的な反逆精神を表現しただけなのだ)。

そして、エストニアというのがそこそこ平和なところらしいことがわかった。私が思うに、もしも若いシンガーが「平和への想い」なんかをいっしょうけんめい歌いだしたら、もうおしまいだ。本当はあんまり平和ではないということだ。

平和とは、女の子たちがベース片手に「あんたの思い通りになんかならないわ」と歌っていることじゃないかと思うのだ。

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2006年6月 5日 (月)

すてきな聖歌(?)などなど

きのうの日曜日、tsuda奥様のあとにくっついて、かなり久々に、オペラというものに行ってまいりました。

http://www.halproduction.jp/thc/

さてこの日はtsudaご夫妻の友達だという、アラスカ愛好会の人々も一緒だった。アラスカ・・・。あんな寒くて辺鄙なところに行くのはよほどの物好きだろうから、変人に違いないと思ったが、たんに旅行好きの愉快な人々だった。 しかも、凄いタフでワイルドなのかと思ったら、船酔いやセスナ酔いの話で盛り上がっているところをみると、普通の人間らしい。

オペラのことはまったくわからん私だが、第一部の賛美歌みたいなのがツボで、感動のひととき。ああステキ。私は元々 ボーイズ エアー クワイア とかリベラとか、ボーイソプラノ大好きなので、知ってる曲がけっこうあった。(プログラムを見たら、モーツァルト作曲とあった。そうか、あれはモーツァルトだったのか……!)いっそ客席から一緒に歌いたかったが、普通のライブではないので歌ってはいけないらしい。

この時出演したソリストの一人、キュートなソプラノ歌手がtsuda奥様のお知り合いのお嬢さんなのでありました。

そのずっと横に、ステキなヒゲのおじさま発見! これまたソリストの、バスだかバリトンだか、ちょうど私の席のまん前にいたのでよく見えた。お声もさることながら、黒の正装姿がゴッドファザーにでも出てきそうで、とってもセクシー。

しかしこの人、楽屋前に私服でおられるのを見たら、おじさまという年でもなかった。かといって、貫禄がありすぎておにいさんとも呼びにくい。おばさま方に取り囲まれて談笑する様子がこなれている。しかも、私服だとメガネ。たぶん、自分でもメガネ無しの方がセクシーだと思って、舞台では外していたのだろう。では、舞台にいたとき歌いながら楽譜をパラパラめくっていたのは何だったのか。ろくに見えてもいないのに、格好だけ楽譜を見るフリをしていたのだろうか?(舞台のしきたりのことはよくわからないが、見てなくても何でも楽譜を持たなきゃならない決まりでもあるのだろうか?) なんだか、不思議な世界でありました。

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2006年2月 8日 (水)

麻薬効果。フジ子・ヘミング

Photo_1 ずっと前にNHKのドキュメンタリー番組で見かけて気になっていた、ピアニストのフジ子・ヘミング。

 女性。猫大好き。独身。才能がありながらチャンスに恵まれず、貧乏時代の長いアーティスト……とくれば、否が応でも親近感――といったら僭越だけれども、とにかく憧れのようなもの――がわいてしまう。

 とりあえず、一番ジャケットがかわいかった「憂愁のノクターン」を買ってみた。CDの解説でものっけから「流浪の音楽家」などと呼ばれている。なんてクール!

 私は、ロックの良し悪しなら少しはわかるが、クラシックやピアノについてはまったく無知なので、「何がいいのか」ということは説明できない。 ただ、一度聴いてみるとまた聴きたくなる。麻薬のようにクセになる、不思議な音楽。

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